2010MotoGP第二戦 スペインGP ヘレス

インスパイアされてみました。
採点は単なる私見で10点が満点。

『10点』
■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/優勝
 ロレはここのところ序盤でなく、終盤にバランスがとれるようにセットアップしているようだ。その作戦なのか、テクニックなのか、詳細は不明だが噛み合っていることは結果論として正解と思われる。ほかのライダーが軒並みグリップの良い序盤にファステストタイムを出しているのに、ロレンゾだけが終盤24週目にファステストを記録した。また池への飛び込みはいままでで一番のパフォーマンスかもしれない。本当に溺れなくてよかった。過去、そして当日もレースではやりあったペドロサを称えたのは勝者の余裕か。

ダニ・ペドロサ/ホンダ/2位表彰台
 地元に強いとはいえ、今年のホンダは常時低空飛行か…? と思わせる不振の中、ここまでの走りを見せたのは立派。だが、ロレ、ロッシ、ケーシーが本調子になった場合は4番手に位置することは変わらない。

ニッキー・ヘイデンドゥカティ/4位
 トラブル以外でストーナーの前に位置するだけでも大称賛に値するが、レース中のファステストタイムもそこそこ良かった。年間チャンピオンは伊達でないことを年間でも表してほしいところだ。

『8点』
ヴァレンティーノ・ロッシヤマハ/3位表彰台
 悪い中でも何とかする真の王者。

■ケイシー・ストーナードゥカティ/5位
 悪い中でも何とかできたガラスの王者。このあたりで食い止めておけば、また爆発的な速さを見せるだろうことからシーズン的にはちょうどいいのかもしれない。

『3点』
青山博一/インターウェッテン・ホンダ/14位
 スタートミス、1週目のバルベラとの接触から逃れようとしての(?)遅れ、そしてそのあともファステストタイム最下位。この位置で完走した、ということは次につながるのだろうか? この結果は2度とあってはいけない。それが許されるMotoGPではないはずだ。