ノリックはもうダメなのか?

http://homepage3.nifty.com/motogp/index.html
ミレニアムさんにあるタイムのようにヤマハのテストが終了しました。WGPデビューから応援しているノリックは2日目にタイムの更新があったものの、3日目にマルコ・メランドリにも突き放され、ダントツの最下位になってしまっています。HPからわかる範囲では4stのセッティング能力のなさが強調されています。また、トーチューの記事ではチェカの後ろを走らせてもらったときに低速コーナーが激しく遅いということがわかったと書いてあります。またYAMAHA全体の方針として4人のライダーを全て別々のテストをこなさせているということなので、ノリックのテストはタイムアップにつながらないものなのかもしれません。

http://www.crash.net/uk/en/picture_view.asp?cid=6&pid=111811
↑テスト中のノリック。なんか窮屈そうだ。

とはいえ、遅すぎる。

ノリックは今まではテスト・予選では遅く、レースではなぜか異常に早いことが多かったのですが、それはあくまで２stの話で４stでもそれが発揮されるかはなぞです。

昔スポーツ雑誌のNumberにマイケル・ドゥーハンのコメントとして阿部はなぜ自分が早いのかをまず知るべきだ。とか言われていましたが、それから5年ほどたった今でもどうも自分を把握し切れていないような感じのままなのかもしれません。

また、昔は一発屋のイメージが強く、早いときは早いけどこける。また、はまらないときは遅い。という感じがここ数年落ち着いてきて中段でこけない感じになってきた感じもあります。

まだテストも残っていますので、セッティングにしても乗り方にしてもアグレッシブに行ってもらいたいものです。ヴァレンティーノ・ロッシに教えを請うわけにはいかんのでしょうか。。

私はこけても良いから速くてたまに優勝するようなノリックが好きです。シュワンツ・レイニー・ドゥーハンに無茶して割ってはいるノリックがダイスキでした。もう無理なのかもしれませんが、あの輝きをもう一度見てみたいものです。(メランドリはそれに近いのですごく気になりますが、あの髭とベレーを代表するようなセンスがあまりにもがちょっと・・・)

日本人という意味では、玉田誠に注目をしています。彼はノリックより堅実ですが、まだイケイケ感覚が残っているようなのと、立ち上がり重視のラインどりが好きです。中野真矢はいまだ判断できませんが、今年の漢カワサキ移籍で漢になればあるいは好きになれるかもしれません。青木宣篤さんも期待していますが、兄弟の中では青木治親のほうが好きだったりしますが、本人の経歴や兄弟で唯一残っていたりという状況からして、好きというよりは既に尊敬の域に入っています。あと誰かいたっけかな。。
柳川明さん・加賀山就臣さんあたりは一度で良いからフル参戦を見たかったけどもう無理かな。加賀山さんはBSB次第か?

上位にいる日本人が少なくてちょっとさびしいですが、今後青山博一、高橋裕紀と続いてきているし、魂の清成龍一もいますのでMotoGPはまだずっと楽しめそうです。

※ノリックとレイニーは時期が重なってたか微妙・・・。かなり記憶があやふやですので間違ってたらごめん。