オートポリス行3日目の記録(土曜・250Km)

 さて3日目は朝6時出発でいよいよオートポリスへ。別府から最短距離では向かわず、11号のやまなみハイウェイで「くじゅう連山」「大観峰」を経由するツーリンクルートでオートポリスへ。途中高所を通ったため非常に寒く、天気は良いものの合羽装備に。道はツーリングとして非常に快適で景色も最高です。ただまあ、知らない道なので安全第一のため「走り」としては楽しむところまではいかないのですが、それはどこでも同じなので仕方なし。
 大観峰では阿蘇の町越しに阿蘇山が見えました。阿蘇山まで行こうとも思ったのですがそこまでの時間的余裕はないかなとあきらめ。で、よく見ると小規模ですがどう見ても噴火しているように見えます。あるいはたまたま雲がそんな風に見えるだけなのかなー。などと思っていましたが、皆様ご存じのとおり、数日後に本格噴火があり、記事を見たらこの時点で小規模噴火していたとあったので、やはり噴火でした。小規模とはいえ噴火を見たのは初めてでした。
 あと、TRIP1と2で走行距離を測っていましたが、ふと気が付いたらTRIP1がおかしい。1000キロ以上走っているのに400キロくらいしか走っていないことになっている。どっかでリセットしちゃったかな…とも思いましたが、これたぶんTRIPだと1000キロで0に巻き戻っちゃうのかも。

 
 牧場の馬やら牛やらを見つつ、案内が少なくてわかりにくいオートポリスに10時ごろ何とか到着。ルートの下調べはグーグルストリートビューなども使って入念にしておいたほうがいいかもしれません。

 さてオートポリスですが、規模や雰囲気は富士スピードウェイに似ていると思いました。ワールドスーパーバイクオートポリスで! という方もいらっしゃいましたし、私もKAWASAKIが最強な今こそ!とか思っていましたが、実際見てみたところですと、どうでしょう、もう少し空港などからのアクセスが良いといいのですが。また茂木や鈴鹿と比べると施設が微妙かな。さすがに古くなってきていて、なかなか改修する金もないでしょうし…。などと感じました。あとロッカーが見つかりませんでした。これは残念。
 コース内容は走ってみないとわからないのですが、最終コーナーの縁石のつけ方が足りないというか短いというかで、見ていて危なっかしくて怖かったです。

でもおそらくカントがかなりついていて、遠くから見るとそれがわからないから、現状が正しいんだろうなとか思ったり。最終コーナーからは少し遠くのコーナー進入も見えて、ブレーキングのドリフト具合を比べることができます。茂木の4コーナーみたいな感じだけどちょっと遠い。1コーナーのブレーキングを正面から見えたりしたらもっと面白いかも。観客席はないんですが、わざわざそこで見ている方も結構いらっしゃいました。

 トークショーではほとんど中須賀選手と柳川選手だけが話してました。内容で面白かったのは「2&4なんで、4輪のラバーに対してどう走るかもポイントだよね。4輪の左右のタイヤの間のラインを走るとか(笑)」「今年フルモデルチェンジした新型R1は心配だったが8耐も勝て、とてもよいかんじ。そっちはずいぶん変えてないし、巧もフルモデルチェンジしてくれってホンダさんに頼めばいいじゃん。」と中須賀君が振るも、何も言えませんと巧君。というところかな。
 構内を一周して、予選は最終コーナーで観戦。言葉通り中須賀君がダントツ制覇。加賀山さんに応援の念を送り続けトップ10に進出。トークショーでもあったように、ヤマハ一強なので他メーカーさんもぜひ本腰を入れてほしいところ。
 
 というところで本日は撤収。翌日は決勝を見るとか、ここから熊本に行って宿泊して鹿児島に行く案もあったのですが、別途行きたいところがありそちらを優先するために行程を修正。最短距離ルートで別府に戻ってフェリーにのって大阪に向かいます。土曜→日曜ということで混むかなと思いましたが、当日朝でも電話してみたら無事予約できました。一度バイクでフェリー旅行してみたかったんです!

 こちらも一度行ってみたかった大分発祥らしい別府の「ジョイフル」で夕食をとり、特に迷うこともなく別府観光港に到着。「出航1時間前には集合してください」とのことでしたが1時間を待たずに乗車案内してくれまして、早めに部屋に到着。バイクで乗り込むも、特に不安もなくスムーズでした。
部屋は二段ベットの8人部屋でしたが最終的には下の段だけで4人での泊まりとなりました。ネットで調べたら、風呂と飯は早めがおすすめとのことだったので落ち着く間もなく風呂に。うん、確かに早めがいい。船内の物価は普通でしたので自販機でスーパードライをゲット、暗くなりつつある甲板で出航を待ちながら晩酌。その日はそこそこ暖かく、半そででも気持ちのいい風。出航すると暗くてよくわからないので早々に船室に戻り、ジャズ生バンドを少し聞いた後とっとと就寝。横になってみると思ったよりは船が揺れたり、機関音がしたりもしていましたので快適とはいいがたいものの不快とまではいかない感じ。船室の位置にもよるかもしれません。おやすみなさい。

オートポリス行 2日目の記録(金曜・400Km)

 さて、2日目は「桜島」まで一気に……とも思ったのですが、行き先を調べていた時に見かけた「呉」の「大和ミュージアム」や「宮島」の「厳島神社」も魅力的で、そちらも寄ってみたかったのです。出発直前まで悩んだ結果、ほかの場所はいつか行けるような気がしたので、なかなか行けなそうな呉・江田島に行ってみることに。
 江田島に向かう途中、呉で本物の現役潜水艦が5艇停泊していてテンションアップ。「第一潜水隊群」と書いてあります。

 その後は橋で江田島に渡り、巡って呉に戻ってきました。目的地は「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」で、バイク駐輪は無料でした。
「うん、戦争よくない。」とあらためて思ったりしつつ、一番よかったのはてつくじら館に展示されている本物の潜水艦「あきしお」に乗れたことであります。その後大和ミュージアムのカフェで海軍カレーを食していたりしたらもう12時。今から出発して当日中に桜島はむつかしいなと考え、別府で温泉につかる方向に軌道修正。
 山陽自動車道と中国自動車道が合流した先は、結構道が曲がっていて、バイクで走るのには刺激があって快適な感じでした。まっすぐだけだと姿勢が変わらずお尻・背中が痛くなりがちですが、曲がってくれると姿勢を変えることができて多少体が楽です。


 関門海峡を渡りつつ別府に。東九州自動車道は途中開通していない区間があってした道に一度下ろされ、やや迷ったりしていました。そうそう、以前高速道路開通のためミカン畑を強制執行するというニュースを見てましたが、それのようです。公共の福祉と個人の気持ちは天秤にかけられるものではないと思いますが、開通していれば楽だったのにな。とは思ってしまった。

別府に近づくと高速道路上でも硫黄のにおいがしたり、木の生えていない由布岳がドーンと現れたりして観光気分が盛り上がります。宿泊場所は今日も決めておらず、直前になって前日同様健康ランド的な「やまなみの湯」

で泊まることに決定。こちらもアクセス方法がおおざっぱでわかりにくかったのですが、分かれば簡単な感じで、九州横断道路(500号)からベスト電器あたりの共用駐車場に入ってしまえばすぐでした。お湯はさすが別府だけあって爪がきゅっきゅしたりもしてよい感じ。宿泊施設は新しくきれいな感じで、布団で寝られるのは助かりました。あとたくさんあるわけではないので早い者勝ちですが、コンセントもあってスマホを充電できました。24時まで貸し切り状態でしたがその後続々夜中にやってきたようで、朝にはほぼ満員になっていました。バイクは店舗前の駐輪場でも、車用の駐車スペースにでも自由に止められるのでツーリングの方にはお勧めできそう。コインロッカーは風呂にも宿泊場所にもあり、10円かかりますが充実していました。
 夕食は、なんとなく現地で唐揚げが盛り上がっていそうだったので鳥料理に。居酒屋で一人のみは初体験でした。

オートポリス行 1日目の記録(木曜・800Km)

 珍しくまとまった時間が取れたため、せっかくだから何か普段できないことをしよう。と思い立ち、まず最初に「桜島を見たい」と考えました。以前から一度行ってみたかったのです。
 一人旅になるため、それならバイクで…と思いましたが、鹿児島まで行くというのは無謀か…? とは思いましたが、調べ始めたらちょうどその時期にオートポリスで2&4が開催されるとのこと。いつかはオートポリスも行きたいと思っていたので、これは行くしか。となり、計画開始。
 ついでに、道中でいままで行きたかったところには立ち寄ろう! と旅行計画を考えるものの、バイクで九州だとこの時期台風が怖く、宿の予約はためらわれます。うーん。行きたいところだけピックアップして、あとは行き当たりばったりでいけばいいや。
 で、ネットでいろいろと調べたものの、ツーリングとなるとなかなかぴったりな情報に出くわさず大変だったので、参考にしていただけるよう、TIPS的なものを交えながら記録してみます。

・初日(木曜)
 東京から、いきなり広島まで高速道路で移動する計画。googleマップだと800Km。過去最長でも一日500Km程度だったと思うので、やや無謀な感あり。またちょうど台風が来ていたこともあり、雨具はしっかりせねばと考え、前日までにレイングローブと、念のためブーツカバーを購入。
 当日やはり雨に降られ、準備不足で出発時間が多少遅れたこともあり、SA・PA以外はどこにも立ち寄れずにただただ西進する。幸い用意した雨装備は特に問題なく機能(グローブがやや小さかったけどなんとかなった)。yahoo!天気の雨雲レーダーを細かく見ていたおかげもあり、晴れ装備のまま雨に降られることはありませんでした。体力的に心配でしたが何とかなるもので、新東名、新名阪、中国、山陽など各高速を利用し、100Km前後で休憩をしつつ、目的地の広島市民球場マツダスタジアムにほぼ予定時間通り到着。
 球場は広島駅徒歩10分。とりあえず広島駅までは標識が多く、迷いませんでしたが広島駅から球場までは標識案内がなく、路面電車なんかも走っていなれないこともあり迷い気味。現地天候はなんとか晴れて、広島vs中日戦を観戦。バイクは駐輪場に無料でとめることができました。印象的だったのが、球場で流れる「それいけカープ」の著名人バージョンでした。

これは燃える。ぜひ横浜でもやってほしい。「大きな声で、ひろしま!!」 でも、かなりハマスタにも行っていないので似たのをやってたりして……。
 そして球場で広島風お好み焼きをゲット。味は、まあ、あれですが雰囲気で満足。けどお勧めはしない。ほか7回に飛ばす風船と、カープの赤いタオルもゲット。試合内容も満足。球場は狭い感じがしましたが、カープファンの熱気が伝わってくる感じがとても良い印象でした。小学生の時にはコウジキヌガサ時代のカープキャップを被っていたのですが、いままで一度も球場に行けたことがなかったので大満足です。

 試合終了後は宿泊ですが、そもそも広島までたどり着けるか不明で予約していなかったのです。で、24時間(宿泊可能)の健康ランド的な場所はしらべてあり、割と近くの「アジアンリゾート・スパ シーレ」に移動。

 夜に球場からここまで移動しましたが、全く土地勘がなく、高速道路もほとんど照明がなくて真っ暗なので非常に心細い感じです。球場周辺の道幅があまり広くないためバイクも渋滞に巻き込まれました。多少時間はずらしたほうがよさそうです。スマホのナビを利用しつつなんとか到着。高速出口から割とすぐですが、多数店舗共通で巨大駐車場がある感じです。そう案内されていれば割とわかりやすい感じですが、HPの案内はそうでもないのでややわかりにくい感じ。店舗入り口横に駐輪されていたのでそこに並びでバイクを置いてしまう。止めた時も出発する時もバイクは一台でした。施設としてはきれいでよい感じで、ツーリングの方が宿泊するのには問題ないと思います。荷物もなんとかロッカーに入ったので問題なし。入らなかったらフロントで預かってくれるとのこと。
 ただ寝るのがリクライニングソファでやや眠りにくかったのと、電源がないのでスマホの充電ができなかったのが難点なので、改善されたらお勧めできる感じになりそうです。おやすみなさい。

YAMAHAファクトリー優勝おめでとう

 結局挫折していけませんでしたが、行ったら楽しかっただろうなと思わせる、よい8耐でした。ケーシーはマシントラブルで転倒でしたが、非常に怖い転倒で、これだと鈴鹿が危ないといわれても仕方ないのか…と思いました。とはいえ全日本もあり、来年以降も8耐はあるわけなので、お金はかかると思いますが、なにとぞ改善をお願いします。来年行ってお金落としますから!
 あとは、テレビ放送の底上げというか、MotoGPまでとは言わないので、せめてトップ10の順位くらいは出してもらえないものかと思います。できればトップ10のタイムまで行ってもらえると最高です。そういうところでレース観戦が好きになるか、よくわからないから次回は見ない…になるかが、地味に分かれる気もします。車載カメラとかも、やはりすごくお金かかるんですかねぇ? ユーロスポーツとかが国際放送してくれたりしたらもしかして?とか。

2015 SUZUKA 8時間耐久レース 開幕

 USTでライブ中!
 事故などなければYAMAHA FACTORYが有利か。それにHARCがケーシーパワーでどこまで追い付くか?
 チーム加賀山は、マシンとタイヤがややきついのかも……。雨ならダンロップ有利とどこかに書いてありましたが、台風が見事にそれてくれだのでブリジストン優位か。
 今年はKCパワーなのか、あるいはメディアタイアップなのかわかりませんが、Webメディアで露出が多く、いいレースになればまた8耐人気も回復したらいいなぁ……というかできればSBK人気につながれば最高なんですが、WSBKMotoGPも日本人ゼロなのんですよね。

2015 MCE Insurance British Superbike in association with Pirelli Round 6

 清成龍一選手、苦難の時。今まででも一番苦しい時期かも。めげずに全力でいくしか…。8耐で何かつかめるとよいですね。どんな時も応援してます!