サイクルサウンズ休刊について

 金曜書店で驚くべき文字を見てしまった。棚差にされているバイク雑誌のタイトルの横に「最終号」と、書いてある。よくみると…サイクルサウンズだ!
 本日記でも散々書いてきたのですが、書店でもなかなか売っておらず、感覚的にはライディングスポーツの1/3程度の部数、恐らく実売1万部行かないのではと思っていたので、来たるべき時が来てしまった感が強いのですが、日本に2誌しかないモーターサイクルロードレース専門誌がついに1誌になってしまいました。
 
 そして、本誌中休刊挨拶では、主に国内バイクレース人気の凋落があげられていました。ヲイ。

 
 本当にそうなのでしょうか? なぜライディングスポーツはどこの書店でも見かけ、今後も継続することが出来るのか。確かサイクルサウンズは後発だったはずですが、内容や発売日をライディングスポーツと差別化する必要はなかったのか? グッズやDVD・模型、小説や漫画を付けてみるとか、あるいはWebサイトで広告モデルor雑誌形態で課金など、チャレンジの方向性はいくらでもあったと思うのですが、本当に万策尽くしたのですか。
 とはいえ、きっと内部には色々と障害があり、思ったことができなかったに違いないと思います。無責任に放言して大変恐縮ですが、関係者にはぜひ、このまま終わらず何か新しい形でファンをいい意味で驚かせて欲しいと思います。